2024年02月17日
実家を相続したあなたへ【空き家のキーポイントは片付け!?】
みなさま、こんにちは(*^-^*)
不動産の相談窓口 ライトアップです。
先日、『空き家課題コンサルタント』という講習とテストを受けに行きまして、
その時にストンっと私の中に落ちた情報を空き家にお困りの皆さまと共有していこうと思います。
空き家を相続しました
一重に空き家と言っても様々な問題が重積しています。
相続
そこに住んできた家族との思い出の整理
心の整理
片付け
建物が古い場合は解体
処分に至るまでのお金の話
などなど、今思いつくだけでもこれだけの問題があります。
その中で、【片付け】に注目してお話をさせて頂こうと思います。
空き家を所有している半数以上の方は【相続】が原因で空き家を所有しています。
実際に自身が実家を相続したら、その実家を売却や賃貸・自身が住むといった有効活用を検討している方は、
全体の7割にのぼります。
しかし、実際に空き家を相続して有効活用に繋げられている方は全体の3割。
7割の方は空き家を所有してから放置したままとなっているという現状が存在するというのです。
その原因の一つが、【片付けができていないこと】です。
引き継いだ空き家を売却、賃貸に出そうとしてもまずは家の中にある物の片付けが必須となります。
ここで家の中が片付いていないと、その片付けが先延ばしになり、5年、10年…経つと建物自体が
劣化してしまい、有効活用ができなくなることが非常に多くあります。
建物が劣化してしまうと、【解体】しか選択肢は残らなくなります。
「解体費用をかけたくない」
「解体すると固定資産税が高くなる」
などから劣化した空き家が解体されることは少なく、放置されたまま、負の財産となってしまう空き家が生まれます。
ここでアメリカなどのスラム街をイメージしてください。
落書きが多い地域は治安が悪く、犯罪が後を絶ちません。
逆に落書き防止策を施した地域は、犯罪が減ったという事例もあります。
実は空き家問題も同じことが起こり得るのです。
空き家の多い地域は、自然と空き家が増えていく現象が起きてしまいます。
もうおわかりですよね。
空き家が増えることにより、その地域の治安も危惧される…
これ、小さなステップである【片付け】から始まっています。
みなさん、日常生活で精一杯でお忙しい。
実家の片付けまで手が回らない。。。
わかります。
非常によくわかります。
そんな大げさな…そんな声も聞こえてきそうですが、
一人一人の小さなこの行動から、大きな社会問題に発展しているのです。
空き家問題と社会問題になっていますが、実はその根底にあったのは『実家の片付け問題』だったというお話です。
じゃあ、どうしたらいいの!!!!
そんな声も聞こえてきます。
次回は私が学んだ『片付けのポイント』についてお話しますね。
それでは、また👋